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糸満産もずく収穫(養殖、天然)始まる 糸満産もずく収穫(養殖、天然)始まる 糸満産もずく収穫(養殖、天然)始まる

5月1日より糸満市名城海域にあるもずく天然漁場(特定漁業権区域)でのもずくの収穫がスタートしました。(写真参照)
昨年12月に沖出ししたもずく網(陸上種付け)300枚の内200枚は収穫できるまで生育してます。
もずく漁場は、埋め立てや土地開発(農業を含む)の影響で海は汚れ、もずく生産は低調(年1~2トン)でしたが、この4~5年、海の環境が良くなり藻場(リュウキュウスガモ=沖縄方言でジャングサ)が名城海域に広がっています。ジャングサには、養殖もずくから広がったもずく種が付き、天然もずくとして、名城海域全体に広がっています。モズクの名称の由来の通りです。
毎月2回の大潮の干潮時(満月と新月の各5日)には、天然のもずくを採りに多くの人が来ます。
天然もずくは、養殖(栽培)もずくに比べて太く、ぬめりが多いのが特徴です。天然もずくは、藻だけでなサンゴ、くサンゴの欠片(方言でウル)や岩礁等いろんな物に付着するので、もずくの太さ、長さはそれぞれ違います。
天然漁場での養殖モズクは、もずく網の種付けと沖出しが同じ日なので管理がし易く、もずくの熟度、長さ、太さは一定しています。
どちだが良いかは人それぞれですが、もずくの安全性、栄養値はほぼ同じです。両方とも海の綺麗なサンゴ礁の海域で生育しています。
イトサンでは、5月15日頃に天然と養殖もずくを限定販売します。鮮度保持した活モズクです。

追記1-ジャングサの由来、ジャンは方言でジュゴンの意味、グサは草(藻)の意味。海人はジュゴンが好んで食べるのを見てリュウキュウスガモのことをジャングサと呼称した。

追記2-海に生育するもずくは、自分の子孫を増やすために、旧暦の朔日(1日)と15日―新月と満月に種らしきものをたくさん放出する。その理由としては、潮の満ち引きが大きい程、遠くまで子孫を広げ、増やす事が出来る。、、、、月の存在は、人間だけでなくもずくにもあるのは感動です。

追記3-ウル又はうるは珊瑚(さんご)を意味し、沖縄、琉球のことをうるま島、とも呼ばれている。

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