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「理想の実現」。琉球新報本社ホールで「書初め」展示会で出会った中学生の書。
 
 第二次世界大戦後、日本は軍国主義国家から憲法第9条の元、戦争を放棄した人類史上初めて平和国家として生まれ変わった。
 米国が日本の地にまいた「平和の種」は今、危機的状況にある。仮想敵国をつくり、戦争を放棄しない軍事大国アメリカは世界の脅威である。
世界中の資産の大半と絶対的な軍事力を持つアメリカは何故弱い国々の人々に手を差しのべないのだろうか?
 世界のどの国も米国と本気で戦争をしょうと考えていない。米国の真の敵は己の国の内側にいるのではないか?真の敵とは果てしない、富と権力への欲望。在り余る富と権力を世界の人々と分かちあえば、国と国、人と人との争いは消えてゆくと思う。そこから理想世界(平和な世界)は実現の第一歩を踏み出すと思う。
 1200年代、小国、沖縄(琉球)は交易と平和外交により中国、日本、東南アジアの国々とともに共存共栄の道を歩んできた。
沖縄の共存共栄の精神と先祖崇拝は小国ゆえに生まれた英知ではあるが、人間が本来、誰もが生まれ持っている素質である。私達の先祖はそれ等の素質を大事に千年近く育み続け、今も私達の心の中に生き続けている。
 沖縄の共存共栄の精神と先祖崇拝は世界を平和にするエネルギーを秘めている。これ等の精神性(オキナワンスピリッツ)は、普遍的で世界の人が求めている。
 しかし、今の沖縄は、日本と米国に軍事植民地化されてしまい、平和と民主主義はなく、戦争の危機さえ孕んでいる。平和国家日本が米国に追従し平和憲法を改定すれば、いずれ戦争に巻き込まれてしまう。ハリウッド映画の戦争の様に、ゲーム感覚で戦争をする米国や独立国の気概がない日本に付いていくことはできない。
 沖縄の未来と平和は、沖縄自らが決めなければならない時がきたと思う。また、世界中に平和を発進する国家にならなければならない。
 沖縄が永世中立平和国家であることで理想世界が早く実現すると信じる。

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