大城 忠
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採れたてモズクを販売するようになって、今年で12年目になります。平成7年の春先、牧志公設市場近くの丸市ミート牧志店の軒先を借りて、その日収穫したモズク原藻を試食させながら量り売りしてきました。
販売当初は、9割が地元客で観光客は1割程度でした。 平成12年頃から観光客の購入者が増え、今では9割が観光客で1割が地元客になっています。
この4、5年観光客の方からよく尋ねられるのが『天然ですか?養殖ですか?』という言葉です。
その意味がよく解らず『養殖です。』と答えていましたが、お客さんの中には、養殖という言葉を聞いた途端、背中を向け帰られる方もいました。
地元の方やモズク生産者なら、天然モズクと養殖モズクが同じ漁場で成育している事を知っていますが、観光客や他府県の方は、養殖ハマチ、ウナギと同様に生簀(イケス)の中で人工飼料や抗生物質の薬剤を与えられていると勘違いされる方lも多いようです。
モズクに関心のある方には、オキナワモズクの栽培と収穫方法を詳しく説明していますが、天然 物か養殖なのかの問いに対しては中々うまく説明できずにいました。
いろいろ思案した挙句、天然の漁場で栽培されているので、「天然栽培または、自然栽培」がいいのではと思い、昨年より使い始めました。天然か養殖かの二者択一では、消費者に対する十分 な説明にならないと思ったからです。
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